仮受金勘定(負債)

仮受金勘定

金銭の入金があったにもかかわらず、その原因となる取引内容が不明のため、適切な勘定科目や金額が不確定である場合に金銭の入金の処理に対する相手科目として仮受金a/cを使用します。後日、適切な勘定科目が判明した場合には、仮受金a/cから該当する勘定科目に振り替えられます。

仮払金、仮受金は、すでに説明した現金過不足勘定と同様、未決算勘定であり、債権・債務を表している勘定ではない。ただし、商品売買代金の前払・前受の場合には、金額が未確定の場合であっても前払金勘定、前受金勘定を使用する(簿記テキスト第5版/中央経済社)。

【仕訳例】出張中に従業員より当座預金口座に12,000円の振り込みがあったが、その内容が不明であった。

当座預金 12,000 仮受金 12,000

 

【仕訳例】上記の従業員が出張から戻り、先日当座預金口座に振り込んだ12,000円が得意先からの売掛金の回収額であることが判明した。

仮受金 12,000 売掛金 12,000

 

【金商法】

1.仮受金その他の未決算勘定は、貸借対照表日において属すべき勘定又は金額の確定しないものに限り、流動負債の部に計上できる(財規ガイドライン47-6④)

2.仮受金その他の未決算勘定でその金額が負債及び純資産の合計額の100分の5を超えるものについては、当該未決算勘定の内容を示す名称を付した科目で掲記する(財規ガイドライン50③)。

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