前受金勘定(負債)

前受金

商品の売買契約を締結する際、購入代金の一部を購入に先立って受け取ることがあります。その際に使用する勘定科目が前受金a/cです。前受金a/cは、商品の引き渡し及び役務提供の完了をもって、前受金債務が履行されることになり、売上代金の一部に充当されます。

建設業では未成工事受入金a/cで処理されます。また、商品券の販売により金銭を受け取った場合には、商品を引き渡す義務が生じることについては、前受金a/cと変わりませんが、商品券の販売という面を強調させるために商品券a/cで処理されます。

前受金a/cは、正常営業循環基準により、貸借対照表上、流動負債に表示されます。

【仕訳例】得意先姫路商店から商品100,000円の注文を受け、手付金として10,000円を現金で受け取った。

現金 10,000 前受金 10,000

 

【仕訳例】得意先姫路商店に商品100,000円を引き渡し、代金のうち10,000円は注文時に受け取った手付金を充当し、残額は掛けとした。

前受金 10,000 売上 100,000
 売掛金 90,000

 

【会社法】取引上の物件引渡債務であり、金銭債務ではない。受注工事、受注品等に対する前受金をいう(会計規第75条第2項第1号ハ)。

【金商法】

1.前受金勘定をもって独立科目表示しなければならない(財規第49条第1項第9号)。

 

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