有価証券の取引

店頭有価証券の取引

店頭有価証券の内容

店頭有価証券:わが国の法人が日本国内において発行する金融商品取引所に上場されていない株券、新株予約券証券及び新株予約権付社債券などのことです。

店頭取扱有価証券:店頭有価証券のうち、一定レベル以上の情報開示を行っており、協会員が条件付きで投資勧誘を行ってもよいとしている有価証券のことです。

青空銘柄:店頭取扱有価証券以外の店頭有価証券のことをいいます。

投資勧誘の規制

青空銘柄の有価証券を顧客に対して投資勧誘することは、原則として禁止されています。ただし、適格機関投資家などに対する投資勧誘は認められていますが、その場合においても、青空銘柄の有価証券に譲渡制限を付さなければなりません。

グリーンシート銘柄等の取引

グリーンシート銘柄等の内容

グリーンシート銘柄:店頭取扱有価証券、優先出資証券及び投資証券のうち、取扱会員等が投資勧誘を行うものとして、日本証券業協会が指定した銘柄をいいます。

フェニックス銘柄:店頭取扱有価証券のうち、金融商品取引所にかつて上場しており、その当時からの保有者に流通の機会を提供する必要があると、取扱会員となろうとする会員において判断されたものをいい、協会員等が投資勧誘を行うものとして協会が指定したものをいいます。

投資勧誘

協会員は、グリーンシート銘柄等の取引を初めて行う顧客(特定投資家を除く。)に対して、グリーンシート銘柄等の性格及び投資リスク等についての内容を記載した契約締結前交付書面を交付し、これらの内容について顧客に十分に説明をしなければなりません。また、当該顧客から「グリーンシート銘柄等の取引に関する確認書」を徴求しなければなりません。

気配の報告

取扱会員等は、自社が取扱会員として指定されているグリーンシート銘柄等の売り及び買い気配を取扱部店の店頭等で日次公表銘柄については毎営業日に、週次公表銘柄については週1回以上の頻度で継続的に気配を提示しなければなりません。

外国証券の取引

協会員が顧客との間で外国証券、外国新株予約権証券及び外国債券等の国内店頭取引を行うにあたっては、社内時価(合理的な方法で算出された時価)を基準とした適正な価格で取引を行わなければなりません。

なお、協会員が顧客の求めがあった時には、取引価格の算定方法等について、口頭又は書面によって、その概要を説明しなければなりません。

上場株券等の取引所市場外での売買等

上場株券等については、取引所金融商品市場外での売買が顧客にとって最良の取引となる場合は、取引所市場外での売買が認められています。

報告

1.同時に多数の者に対して、取引所市場外での上場株券等の売付け又は買付けの申込みを行ったときは、銘柄名、申込みに係る価格、数量等を協会に報告しなければなりません。

2.取引所市場外売買が成立したときは、銘柄名、売買価格、売買数量等を協会に報告しなければなりません。

3.午前8時10分から午後4時59分までに行った申込み及び成立した売買は、その申込み又は売買成立の後、5分以内に協会に報告しなければなりません。

公表

協会は、上記1.及び2.の報告を受けたときは、所定の時期に協会員に通知するとともに公表しなければなりません。

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