債券市況

利回りと債券価格の関係

債券価格が上昇すれば利回りは下がり、債券価格が下落すれば利回りは上がります。

景気と債券価格の関係

景気上昇期に入ると、企業の生産力の向上や設備投資の意欲が増加します。資金需要が高まりますので、資金の借り入れも増加します。このように企業の借り入れニーズがが高まると、資金の貸し手である金融機関の貸出金利は上昇します。また、金融機関が資金を調達するコール市場等の短期市場の金利も上昇します。

景気が拡大すると、企業の設備投資が活発化し、資金需要が増加します。貸出金利が上昇することにより、債券利回りが上昇します。よって、債券価格は下落します。

景気が下降期に入ると、企業の生産力が低下し、資金需要も後退しますので、資金の貸し手である金融機関の資金に余裕が生じることになり、貸出金利は下降します。また、金融機関が資金を調達するコール市場等の短期市場の金利も低下します。

景気が低下すると、企業の設備投資が鈍化し、資金需要も減少します。貸出金利が低下することにより、債券利回りが下落します。よって、債券価格は上昇します。

為替と債券価格の関係

米国の金利が日本の金利よりも高く、米国の金利が上昇傾向にある場合には、ドルでの運用が有利になるため、円を売ってドルを買う傾向になり、ドル高・円安傾向になります。

輸入物価が上昇すると金利が上昇します。よって、債券利回りが上昇し、債券価格は下落します。

反対に、米国の金利が下降傾向にある場合には、ドルを売って円を買う傾向になり、円高・ドル安傾向になります。

輸入物価が下落すると、金利が低下します。よって、債券利回りが下落し、債券価格は上昇します。

クレジット・スプレッド

信用リスクがないと考えられている国債とその残存年数が等しいその他の社債等との利回り較差をクレジット・スプレッドといいます。クレジット・スプレッドの変動により債券価格も変動します。

発行体の信用力が上昇し、クレジット・スプレッドが縮小すれば、債券価格は上昇します。反対に発行体の信用力が下落氏、「クレジット・スプレッドが拡大すれば、債券価格は下落します。

 

 

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