取引所金融商品市場外での売買

取引所外売買

取引所外売買とは、店頭取引の一種であり、金融商品取引所を通さずに金融商品取引業者との相対交渉により行われる有価証券売買のことをいいます。機関投資家等からの大口の注文を金融商品取引業者が相手方となって成立させるような場合に多く用いられます。

対象有価証券

対象となる有価証券は、国内の金融商品取引所に上場されている下記株券等です。

株券、投資信託受益証券、転換社債型新株予約権付社債券、投資証券及び外国証券、新株予約権付社債券及び新株予約権証券、出資証券(優先出資証券を含む)

売買等の報告

会員は、同時に多数の者に対して、取引所外での上場株券等の注文の申込みを行った場合には、報告公表システムを通じてその申込み内容を協会に報告しなければなりません。

営業日の午前8時10分から午後4時59分までに行った申込み及び成立した売買については、その申込み及び取引の成立したときから5分以内に報告公表システムと通じて、協会に報告しなければなりません。1銘柄の売買代金が50億円以上となる場合には、翌営業日の午後4時の公表となります。

PTS(私設取引システム)

PTS(私設取引システム)とは、取引所外売買の形態の一つで、内閣総理大臣の認可を受けた金融商品取引業者の開設する「電子取引」の場のことをいいます。

金融商品取引法では、PTSについて、「有価証券の売買又はその媒介、取次ぎ若しくは代理であって、電子情報処理組織をしようして、同時に多数の者を一方の当事者又は各当事者として次に掲げる売買価格の決定方法又はこれに類似する方法により行うもの」と規定しています。

売買価格の決定方法には以下のものがあります。

1.オークション(競争売買)による方法

2.顧客間の交渉に基づく価格を用いる方法

3.上場株式について、その株式が上場されている取引所の売買価格を用いる方法

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