債券オプション

種類

債券オプションは、選択権付債券売買取引債券店頭オプション)及び長期国債先物オプションの2種類があります。

選択権付債券売買取引(債券店頭オプション取引)

債券店頭オプション取引は国債・社債・外国債などの個々の債券を対象として取引されています(オーダーメイド)。また、決済については、転売ができずに現物の受渡しが行われます。

特徴:オーダーメイド型
取引限月:自由(最長1年3ヵ月)
取引単位:額面金額1億円
権利行使:オプション保有者は、付与者に債券の受渡日を通知することで行使を行います。定められた期限までに行使されなかった場合は、その権利は消滅します。

長期国債先物オプション

長期国債先物オプションは長期国債先物取引を対象としたアメリカン・タイプのオプション取引です。債券店頭オプションがオーダーメイドでオプションを作ることができるのに対し、国債先物オプションはレディメイドです。

上場物であるため、店頭オプション取引と比べて価格の公示性が高く、流動性も高いものとなっています。
特徴:レディーメイド
取引限月:3、6、8、12月のうち期近の2限月及びそれ以外の限月は、最大2限月
取引単位:額面金額1億円
呼値:額面100円につき1銭
権利行使:取引開始日から取引最終日まで権利行使可能(アメリカン・タイプ)。定められた期限までの行使されなかった場合は、その権利は消滅します。

証拠金

選択権付債券売買取引(債券店頭オプション取引)

債券店頭オプション取引では、一定の金融機関以外の投資家が付与者になった場合には証拠金が必要となります(全額、有価証券に代用可能です。)。証拠金は取引契約日から起算して3営業日目の日の正午までに保有者に差し入れなければなりません。

証拠金額=「選択権料+(対象債券額面×5%)」以上の額

国債先物オプション取引

顧客は、取引を行った際には、証拠金を翌日の金融商品取引業者等が指定した時間までに差し入れなければなりません。証拠金額の算定は、SPAN(スパン)システムが採用されています。

所要証拠金=SPAN証拠金-ネットオプション価値

【例】長期国債先物コール・オプション取引を1円で10単位売却しました。SPAN証拠金が1,000万円、ネットオプション価値が(▲250万円)の場合、所要証拠金はいくらでしょうか。

【解答・解説】
所要証拠金=SPAN証拠金-ネットオプション価値で算定されるため、上記金額を計算式に代入すると下記のようになります。
所要証拠金=1,000万円-(▲250万円)=1,250万円

 

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