有効求人倍率と完全失業率(9月)

9月の有効求人倍率

9月の有効求人倍率(季節調整値)は1.52倍(前月と同じ)

正社員の有効求人倍率は1.02倍(前月比0.01ポイント上昇)

新規求人倍率(季節調整値)は2.26倍(前月比0.05ポイント上昇)

有効求人倍率は、求人数÷求職者数で計算されます。よって、有効求人倍率が1を上回われば、求人が見つからない企業が多いことを意味し、1を下回れば、仕事が見つからない人が多いことを意味します。有効求人倍率は、公共職業安定所(ハローワーク)とその出張所に登録した人のみが対象ですので、就職情報誌やインターネットを利用して仕事を見つける人は含まれないことに注意しなければなりません。

しかし、人手不足は深刻なようです。

ボストンコンサルティンググループの試算では、10年後にトラックドライバーなどが約24万人不足するという。宅配ボックスや高速道路での自動運転普及では埋めきれない(日経ヴェリタス10月29日~11月4日号)。

9月の完全失業率

9月の全国の完全失業率は2.8%(前月と同じ)

完全失業率は、完全失業者数÷労働力人口で計算されます。完全失業者数は、就業者以外で調査期間中に求職活動をしたが、仕事をしなかった者の数であり、労働力人口は、就業者と完全失業者を合わせた数で、15歳以上で働く意思を持っている者の数をいいます。

有効求人倍率が高水準で低失業率の今、賃金の向上が期待されます。

経済財政諮問会議

26日の経済財政諮問会議でも、賃上げの裾野拡大に向け、政府は平成30年度税制改正で法人税の実効税率を引き下げる方向で検討に入ったようです。

法人税減税を検討するのは、企業の税負担を減らせば、それだけ賃上げを行いやすい環境を整えられるとの判断からだ(産経ニュース10月26日配信記事)。

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