第148回簿記検定試験(緊張を解消するために)

緊張を解消する方法

プラス思考では緊張は解消できません。

明日は、第148回日本商工会議所主催の簿記の検定試験です。改めて148回も継続して実施している公開試験ということを考えると、歴史の重みを感じます。明日の試験は、簿記3級と簿記2級の実施ということですが、受験生の皆様は少しの緊張と早く終わって欲しいという気持ちが交錯していることと思います。

試験前日ということで何かアドバイスできることはないだろうかと考えた結果。。。試験直前は、やはり緊張することと思いますので、ここでは、「緊張の緩和」ということで少し綴ってみたいと思います。

緊張を解消する方法などについて書かれている本が、数多く出版されています。それらの多くの本が、緊張を解消するためには、プラス思考だ!とか、ポジティブシンキングで!とかについて長々と書いています。いやいやプラス思考やポジティブシンキングなどで緊張は解消されませんから。。。。少し話しはそれますが、最近、周りのことを考えずに行動する人が増えた気がしませんか?満員電車の中で、でっかい鞄を背中に担いだまま乗車してくる人、我れ先にと座席に直行し、座るやいなや携帯ゲームに熱中する人などなど。それはポジティブシンキングのの影響かなと思ったりしています。

話が少しそれました。本題に。プラス思考やポジティブシンキングなどで緊張などは解消されません。なぜなら人間の本質は、マイナス思考で出来ているからです。考えてもみてください。皆さんは外出するときに家の鍵を閉めますよね。なぜ鍵を閉めるかといえば、外出中に見知らぬ人(泥棒など)が家の中に入ってくるかもしれないと考えているからですよね。確率的には鍵が開いていても見知らぬ人(泥棒など)が入ってくることは、ほとんどないと思うのです。プラス思考ならば、鍵ぐらい開いていても大丈夫だ!と考えて行動することでしょう。でも、ほとんどの人は、やはり鍵を閉めて外出するのです。

なんかプラス思考は立派な考えで、マイナス思考は悪い考えみたいな風潮がありますが、全然そんなことはなく、マイナス思考は自分個人にとっては、リスクを回避する手段になり得て、他人に対しては、人を思いやることができる素晴らしい考えなのです。

多くの人がマイナス思考で物事を考えています。それは普通のことなのです。「試験難しかったらどうしよう。」「もっと勉強しておいたら良かったなぁ」など思ってしまうのが普通なのです。それを無理にプラス思考で「私は絶対大丈夫。全体合格する!」と思っても、それは、一時しのぎに過ぎないのです。

大切な事は、意識を下に持ってくること。

では、どうしたら緊張を解消することができるのでしょうか?マイナス思考もプラス思考もどちらも思考です。思考というのは頭で考えたり、イメージづけたりすることです。頭で考えるから緊張するのです。言っていることが伝わっていますか?まとめますよ。人間の思考の本質はマイナス思考です。マイナス思考は、リスク回避の手段として人が持っている本質的なものですので、それを変えることはできません。つまり、マイナス思考によって、リスクをイメージします。そしてそのリスクを回避しようと思って身体が活発化されます。車のエンジンをかけている状態です。身体が活発化するということは、身体の隅々に血液が送られることですので、心臓がバクバクしてくるのです。いわゆる緊張状態になります。

緊張を解消しようと思ったら、なるべく意識を身体の上(頭)から身体の下に移すのです。緊張している状態は、すべてが上に向いています。肩も上にあがってきます。だから緊張をし続けると肩もこってくるんですよ。まず、上に上がっている肩を意識的に下におろしましょう。そして、全体の意識を頭から身体のお腹あたりまで持ってきましょう

いいですか。明日、試験本番に緊張したら(緊張するのが当然ですが)、プラス思考なんてやめてくださいよ。大切なことは意識を下におろすこと。大きく息を吸って、息を吐くときに意識が下におりてくるイメージです。それを数回繰り返せば、知らない間に緊張から解放されています。

それでは、明日の試験、全力で頑張ってくださいね。

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