手形の割引

手形の割引

手形売却損勘定

手形の所持人は、支払期日前にその手形を銀行に買い取ってもらうことができます。このことを手形の割引といいます。支払期日前に所持している手形を買い取ってもらうために、手形を割り引いた日から支払期日までの利息等の金額(割引料)を券面額から差し引いた残額を受け取ることになります。

【例1】当店は、以前に得意先姫路商店から受け取った姫路商店振出し、当店宛ての約束手形10,000円を支払期日前に取引銀行にて割引き、割引料500円を差し引かれた残額を当座預金とした。

借方科目 金額 貸方科目 金額
当座預金 9,500 受取手形 10,000
手形売却損 500

 

手形の券面額10,000円を銀行で割り引いたときに割引料500円が差し引かれています。このことは、10,000円の約束手形を9,500円で銀行が買い取ったと考えることができます。よって、券面額10,000円と銀行の買取金額である9,500円との差額500円については、費用の勘定である手形売却損a/cで処理します。

【例2】当店は、以前に得意先姫路商店から受け取った姫路商店振出し、当店宛ての約束手形10,000円を支払期日前に取引銀行にて割引き、割引料を差し引かれた残額を当座預金とした。なお、割引料の計算については、利率年5%、割引日数(割り引いた日から支払期日までの日数)73日として計算すること。

借方科目 金額 貸方科目 金額
当座預金 9,900 受取手形 10,000
手形売却損 100

 

割引料の計算は、手形券面額×年利率×割引日数÷365日で計算します。よって、金額を計算式に当てはめると、10,000円×5%×73日÷365日=100円と計算されます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です