第152回 簿記検定2級試験について

第152回 簿記検定2級

5月がとても忙しく、ブログの更新が全く出来ていませんでした。今日から気持ちを改め?また、コツコツ書いていきたいと思います。ところで、昨日、第152回の簿記検定試験が行われました。前回第151回の簿記2級の試験問題がいろいろと物議を醸しだした試験問題であったため、今回の簿記2級の試験問題には着目していました。今回の試験では特に前回批判を浴びていた連結会計の問題は出題されておらず、全体的に平易な問題となっていました。おそらく、今回の問題を作成するにあたって、日本商工会議所から問題作成者に対して、できる限り標準的な問題で作成して欲しい旨は伝えられているものと思います。しかし、それでも第3問の貸借対照表の問題で、一般のテキストにはほとんど載っていない報告式の貸借対照表の問題が出題されたのは、問題作成者のちょっとした抵抗の表れだったのかもしれません。

テキスト書き込み

今回の問題を見る限り今回の合格率は、第148回の合格率29.6%ほどになるのではないかと思います。しかし、第149回から前回の第151回の合格率がいずれも20%切っていることを考えると、問題の難易度(イコール合格率)は、平準化させてもらいたいものです。第149回から第151回を続けて受験し、そして不合格になったことで簿記2級の挑戦を諦めた方も多くいるのではないでしょうか。

考える力を養うことが大切

最近の検定試験問題は、実務面を意識した出題となっています。そのことは、最近の試験問題から感じ取ることができます。しかし、そのような問題傾向の変化に対して、受験者が学習する教材が間に合っていないというのが現状なのです。受験予備校が作成するテキスト類は新しい出題形式が試験に出題されて初めて紹介されるため、今のような変革期の時代にはほとんど対応できないのです。試験勉強の中心は過去問を繰り返し解くことが重要というのは、よく言われることです。それは試験問題は一定のパターンが存在するので、そのパターンを身につけることが、試験合格に有効だからです。しかし、変革期の時代にはその一定のパターンが存在していないため、過去問を繰り返し解いても場当たり的なものにすぎず、以前ほど有効なものとはなりえなくなっています(それでも過去問を解くしかないのが実情ですが)。

上記の文章を書きながら、自分の考えそのものが間違ってきているのではと感じてきました。問題を繰り返し解いて、問題パターンを覚えるという旧態以前の勉強方法が間違っているのではないだろうか。考える力や文章を読み取る力を養うことも考慮して問題が作成されているのであれば、いや、確かに最近の検定試験問題ではそのような傾向を感じることができる。教える側の意識改革が必要なのかもしれません。

 

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