東京都の感染者、4日連続で最多を更新

東京都、新たに197名の感染者が確認

4月11日、東京都で新たに197名の感染者が確認されました。これで1日あたりの感染確認は4日連続で最多を更新したことになります。安倍首相は同日、緊急事態宣言の対象7都府県の全事業者にオフィス出勤者を7割削減するよう要請し、また、全国の繁華街で接客を伴う飲食店への出入り自粛も呼びかけたとのことです。

首相は「緊急事態を1カ月で終えるためにはもう一段の国民の協力が不可欠だ」と述べた。「通勤者の減少が十分でない面がある」と指摘し、オフィスでの仕事は原則自宅でするよう求めた。「どうしても必要な場合でも出勤者を最低7割は減らす」と訴えた(日本経済新聞4月11日電子版16:28配信)

1日前に遡ると小池東京都知事の「天の声」発言がありました。

「それぞれの地域の特性があり、だからこそ都道府県知事に権限を与えたと思う。ただ権限は代表取締役社長(知事)にあると思っていたら、天の声(=国)が色々と聞こえまして、中間管理職になったような感じだ。やはりそれぞれで事情が違うので、まずは東京都としてなすべきことを知事としてやっていく」(日本経済新聞4月10日電子版19:43配信)

安倍首相が8日に緊急事態宣言を発令する直前に、国は、3月28日につくった政府の基本的対処方針も急遽下記の文章を書き加えました。

施設の使用制限の要請、指示等を行うにあたっては、特定都道府県は、国に協議の上、必要に応じ専門家の意見も聞きつつ、外出の自粛等の協力の要請の効果を見極めた上で行うものとする(新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針)

日本経済新聞も4月10日の社説において、このような政府の姿勢について猛省を促しています。

緩やかな行動制限で収束をめざす日本では、個人の行動の見直しと企業の協力が不可欠だ。休業して協力しようとしている事業者を逆なでするような迷走をもたらした政府に猛省を促したい(日本経済新聞4月10日)。

世界各国がコロナウイルスの拡大を阻止するために外出禁止を強制していても、未だに拡大を阻止することができていない。このような海外の状況にの中で、未だに外出の自粛要請だけでコロナウイルスの拡大阻止ができると思っているのだろうか?これでは戦時中の「神風」を期待することと何ら変わっていない。

ヤフーニュースのオーサーコメントで大元隆志さんが次のように述べておられます。

筆者も在宅勤務中ですが、地元の商店街等では人通りは減っておらず制服姿の人も多く出勤を余儀なくされている人達も多いと感じます。強制的に人の動きを止めなければ一部の企業のみ在宅勤務を実行しても効果は薄いのでは無いかと感じます。また知人の飲食店経営達は休業、廃業に追い込まれています。ズルズルと自粛を呼びかけ強制力を持たせ無ければ経済再生が遅れるだけです(ヤフーニュース4月11日17:02配信)

まさしくその通りだと思います。このままズルズルと時間だけが過ぎ去り、そして誰も責任を取らない。そうなるような危機感を感じます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です